Pontronics

基礎研究に励みながら、サイエンス/産学連携/アクセラレーション関連を発信します

大学院試験 : 物理で使った教科書・参考書

■物理学習で使用した教科書/参考書

結果としては、過去問の正答率で
 5月:25%程度
 試験1週間前:95%前後
※本番は実感値で70%ほどで、落ちるのではないかという不安と数日間戦うことになりました
試験に向けての物理の学習教材は以下のようなものを使いました
 
教科書
演習書
 
 

■試験範囲の科目

試験範囲は物理・化学の13分野から4分野選択して回答するものでした
そこから物理の要素が強い以下の5分野を選択することにしました
  1. 力学
  2. 電磁気学
  3. 量子力学
  4. 熱・統計力学
  5. 固体物理
 

■学習分野の優先順位

多くの時間がないため、過去問からある程度傾向をつかみ
学習時間の分配に濃淡を付けるための指標を得ます。
具体的には下記のような順番で学習する優先順位を決めていきました
 
  1. 過去問を分析し出題の傾向をつかむ
  2. 一般的な4年生大学で学習する領域から重要な概念をピックアップする
  3. 自分の現在の理解度を認識する
  4. 1,2との差を洗い出す
  5. 過去問の傾向に合致する領域から優先的に学習を進める
 
ただし、学習範の優先順位は振り返りの度に変更していきます。
例えば、
電磁気学で双極子モーメントの計算に不安が多いようであったら、
ベクトル演算を優先的に学習し、電磁気の理解を深められるようにします。
詳しい学習設計は後日またまとめます
 
 

■InputとOutputをセットにした学習

試験に向けた物理学習は
  1. 概念理解
  2. 計算演習
のサイクルを限りなく早く回すことを基本とします。
 
教科書などを読み概念を理解することはもちろん大切です
と同時に、演習を通じて「本当に理解できているか?」「具体的に計算できるか?」を明らかにすることも重要です。
演習を通じて「せっかく教科書を読み進めたのに、理解できてなかった」と肩を落とすのではなく
「さらなる理解の余地があり、改善することができる」と捉えてどんどんサイクルを回します
 
”概念理解→演習” のサイクルを小さく・素早く回し続けることで、常に自分の理解度を把握しながら確実に学習を進められるので、達成感と安心感の上に試験に臨むことができました
 
英語を話せるようになりたいなら
英語の文法書を読み続けるだけではなく、同時に英語を聞き・使う環境にいた方がより定着は早くなります。視覚だけではなく、聴覚も、触覚も総動員しながら複数の感覚器官・複数の異なる脳の使い方を駆使しながら理解を進めていきます。
同じように物理でも、概念理解(Input)と計算演習(Output)をセットにして学ぶことで学習のスピードアップを図りました。 
 
フロー式の参考書は上記のサイクルをとても回しやすい書籍です
特に量子統計力学 フロー式(石原) は大学時代に授業を受けた石原先生のもので古典統計に始まり、相転移の概念の入り口まで一歩ずつ導いてくれる良書だと思います